当社管理物件入居者様へ
当社物件で快適に過ごしていただくために
お部屋と設備は大切に扱ってください。
乱暴な使い方や誤った使い方をされますと不具合を生じ、他部屋やご近所の方へ迷惑をかけたり、場合によってはご自分で修理していただくことがあります。
なお、入居直後に設備などの不具合を発見した場合、お手数ですが弊社までご連絡ください。
玄関
・通常、玄関の床部分には防水処理をしてありません。掃除をする際は散水すると階下への水漏れを起こしてしまいますので、汚れがひどいときには洗剤を含ませた雑巾で拭き取りをしてください。
・ドアを開閉する際に、きしみ音やドアクローザーの調子が悪いときは、防錆潤滑剤などをスプレーで対応できます。
・ドアホンが鳴らない場合、電池式のものは電池を取り替え、コンセントの場合は差込を確認してください。
居室
《畳》
・直射日光と湿気を避け、部屋の風通しを良くします。普段の掃除はホウキで良く掃くか、掃除機をかけます。
《カーペット》
・ゴミが溜まりやすいので、こまめに掃除機をかけるようにしてください。(特に壁ぎわ)汚れがひどいときは、中性洗剤を使い、叩くようにして拭き取ってください。
《フローリング》
・乾拭きをします(水拭きは避けてください)
・ワックスを使用する場合は、専用のワックスを使用してください。
・キャスター付きの椅子などはキズやヘコミが付きやすくなりますので、必ずセンターラグやカーペットなどを敷いてご使用ください。
・極度のキズ、ヘコミは入居者様の負担で原状回復していただきます。
《クッションフロアー》
・乾拭きをします(水拭きは避けてください)
・ワックスを使用する場合は、専用のワックスを使用してください。
・冷蔵庫、テーブルやイスの脚部等のゴムキャスターにはオイルや老化防止剤が塗られており、長期接触していると太陽光や蛍光灯で変色します。必ず紙や布などでかませ、直接接触させないようにしてください。
・変色した場合は入居者様の負担で原状回復していただきます。
《壁・天井(クロス)》
・壁などの釘穴、ネジ穴、天井に直接つけた照明器具のあとは、入居者様の負担で原状に復していただきます。
台所
《流し台》
・ステンレスは放置しておくと錆びることがありますので、スポンジや柔らかい布で中性洗剤か家庭用クレンザーを使い掃除をしてください。
・野菜クズやゴミ、使用済みの油等は流さないでください。流しの排水口には、ゴミ受け用にカゴが付いていますので、こまめに掃除をしましょう。詰まり放置は入居者様の負担で除去していただくことになりますので、注意をお願いいたします。
・キッチンの油汚れはすぐに拭き取りましょう。時間が経つと取れにくくなります。また、壁や床に飛び散っていることが多いので、忘れずに拭き取りましょう。
・気温が氷点下に下がる時期は、就寝時に水道の栓を少し開け、水を少しずつ流しておき、水道管の凍結を防ぎます。
《換気扇》
・油が付きやすく、ゴミが付着したままにしておくと故障の原因になります。こまめに掃除してください。
・油汚れの故障は入居者様の負担で除去していただくことになりますので、注意をお願いいたします。
《キッチンパネル》
キッチンパネル本体には防火性はなく、耐火性を強化してあります。ガスコンロを壁いっぱいに付けて継続的に使用されますとパネルにコゲが生じます。必ずガスコンロを壁から最大限離して(理想は15㎝)設置してください。
スペースが無い場合は断熱板を設けてください。特に海外メーカー品は強力な火力が生じますので、取扱説明書をお読みください。
水洗トイレ
水洗式トイレは、次の事を厳守してください。
トイレットペーパー以外のものは絶対に流さないでください。紙オムツ、綿、新聞紙等を流すと配水管を詰まらせます。
トイレの床は基本的に防水加工しておりませんので、水洗いはできません。掃除のときは雑巾で拭き取るようにしてください。
アルカリ性及び酸性洗剤は、排水パイプや浄化槽を傷めるので使用しないでください。
水が止まらないときは、ロータンクのフタを取り、中の弁がしっかり止まっているか確認してください。鎖が絡まっていたら正しい状態に戻してタンクのフタを閉めます。それでもなお水が止まらないときは、止水栓を右に回し水を止めたあと、専門業者または弊社までご連絡ください。
浴室
《床排水口》
・目皿にたまる髪の毛等は、毎日取り除きましょう。
・目皿を取り外して使用すると、配水管を詰まらせる原因となります。
《浴槽・浴室および洗面所》
・スポンジや柔らかい布で中性洗剤を使い、定期的に掃除します。
・タワシやベンジン、シンナーは絶対に使用しないでください。
・浴室は湿気が多く、結露やカビが良く発生しますので、換気に十分に注意してください。
・ユニットバスはFRP(強化プラスチック)で出来ており、重いものを落としたりするとひび割れる可能性があります。
・釜の内部に垢が付着していると不衛生な上、熱伝導が悪くなり不経済です。ホースを差し込むか市販の洗浄器具で定期的に清掃してください。
水道について
《蛇口から水漏れする場合》
水道パッキンのゴムが古くなり磨滅してくると水漏れを起こします。
以下の方法で交換してください。
①元栓を閉め、住居全体の水道を止めます。
②蛇口のハンドルを全開にし、水洗のハンドル下のネジを外します。
③中をのぞくと『コマ』が入っていますので、ピンセットなどで抜き出し、コマに付属しているパッキン材を取り替えます。
④給水栓の上部を斜めに持ち、指先でコマが落ちないように押さえながらはめ込み締め付けます。
⑤水道の元栓を元通りに開けます。
※ご自分でできない場合は専門業者または弊社にご連絡ください。
《濁った水が出る場合》
近くで水道工事があるとサビや砂が混ざったような水が出ることがあります。
しばらく水を流した後、サビが出てしまえばきれいな状態の水に戻ります。短時間で治まらない場合は弊社までご連絡ください。
《排水管のつまり》
万一、流し台・浴室・水洗便所の配水管が詰まったときは、絶対水を流さないようにしてください。詰まった場合は、ラバーカップ(スポイト)を使います。
それでも直らない場合は専門業者または弊社までご連絡ください。
修理に要する費用は、配水管を詰まらせた方の負担になり、漏水で階下の家具等に損害を与えた場合には損害賠償責任が発生することもあります。
火災保険に加入していれば、保険で対応できます(有料修理となる場合もございます)
注意事項を良く守り、清潔に使用してください。
専用庭
ご自由にお使いください。砂利や植木などは退去時に必ず撤去してください。また、入居期間中は美観保持のため草取りは必ず行ってください。
その他
《タバコ・線香のヤニ》
・クリーニングしても落ちないタバコ、線香のヤニは、入居者様の責任と負担で除去していただくことになります。あらかじめご理解の上、換気等十分な注意を心がけてください。
《エアコンのフィルター》
・掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いした後陰干しします。
・フィルターが詰まると効率が悪くなり、冷暖房が効きにくく、電気代もかかりますので、1~2週間に一度は掃除してください